ロマンチスト♂とリアリスト♀

四年間の英国↔日本の国際遠距離恋愛の末に結婚、イギリスウェールズへ移住 !!凸凹夫婦のウェールズ生活 :)


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イギリスの夏は終わってしまったのか?

今週から気温が20℃前後の日々が続き、朝晩は冷えてきました(゜ロ゜;ノ)ノ


いつの間にか日の出は4時半位だったのが6時くらいになり、日の入りも日に日に早くなってきてるのを感じとっても焦る!


まだ夏でいさせてー!!!(T▽T)


今週勤務してる職場が丘の上なので今日の暴風雨だと雨雲が街を覆ってるのが見れて圧倒します(((^^;)

変わりやすいウェールズの天気。
南ウェールズは特に港町も多いからか海岸線からの強い風もあって
雨雲がわーっと来て街が真っ白に覆われたかと思うとすーっと霧が晴れて
あれ?晴れた?
みたいなのを繰り返してますf(^^;


そんな天気予報に天気マークが晴れ、くもり、雨と並ぶことも多いウェールズで
季節の変わり目になると見られる
面白い風景をご紹介します\(^^)/
こちら、何てことない朝の出勤時のバス車内です。

この日は晴れときどき雨でした。
朝夕は天気よくて降られずに済みましたが、とにかく朝晩肌寒い!
私もレインコート兼用ジャケットを羽織ってました(^^)
でもこの写真のように数人は半袖でコート、ジャケットなしの人たち。また数人は真冬コートの人たちと季節感が分からなくなる現象に出くわすことはイギリスで結構あると思います!!!


特にウェールズでは
''Welsh sayings who's coat is that jacket?''
と言うことわざみたいな昔から大まか?アバウトなウェールズ人を表現してる言葉があるのですが、寒ければあるものを羽織ればいい。それがコートであろうがジャケットであろうが彼らにとっては同じものなのです。(*´-`)
季節?そんなの今の天気で考えるんです。
着替えた時に寒かったら冬の装い。
暑かったら夏の装い。


前にザーザー降りの中、革ジャンで犬散歩してたご老人に会って行く方向一緒だったから傘一緒に使わないか?
って声かけたら、その人笑って
ウェールズ人だから大丈夫ですって言われました(笑)
濡れたら乾わかせばいいだけだって言ってましたf(^^;

革ジャン…本革っぽくてずぶ濡れでめっちゃ重そうでした…


私も小雨程度では風が強いのでレインコートだけで傘は使わないようになりました。


でもこちら今日の出勤時のバスなのですが

日本と違って公道も整備不十分なイギリス。路地側はめちゃくちゃ窪みとか水溜まりできやすくて…結果雨が結構降ったら車が通る度スプラッシュマウンテンのような光景が!Σ( ̄□ ̄;)
バスくらいデカイ車だと写真分かりづらいのですがバスの窓半分以上の高さ、おそらく150cm以上のスプラッシュをするのでウカウカと雨の日バス通りや大通りの歩道を歩くなんてできないんです(*_*)
運転してる人の中にはちゃんと通行人に気を使って避けてくれたりスピード落として気にしてくれる人もいるのに、出勤時とかラッシュアワー時は日本同様心の余裕のない人はどこにでもいるのです!
私何度か淡い期待で歩いててずぶ濡れになったことがあります(-_-#)
でも前に会ったご老人の言葉は正しくて、
濡れたら乾かせばいいんです。
と言うか出勤前にずぶ濡れになったら乾くまで待つしかないんです(ToT)
そして風邪を引かないように気を付けるのみなんです!


日本の皆さん台風お気をつけ下さいー!!

週末旅行西ウェールズ②

一日目はこちら



前日チェックインが10:30までのB&B(ビーアンドビーイギリスではパブとかの上にあったり格安のホテルやコテージのことでBed and Breakfastの略です)
ホテルの朝食がだいたい10時までなので、今回は友達のうちで深夜まで飲み食べすることを予想し、よりギリギリまで寝たくて付けませんでした(((^^;)
前夜ホテル着いたのはもうぴったし10:30(笑)
一応メッセージでチェックインギリギリになることは伝えてたのですが、日本人としてはひやひやしてホテルに入ったけど、ホテルの管理人夫婦は
「良かったー迷っちゃってたらどうしようかと思ったわー」
って優しく迎えてくれました(>_<)
でも眠そうで、鍵くれたら上のフロアがお家なのか何かあったら内線鳴らしてって言われ「おやすみー」と上がってっちゃったのを見たら申し訳ないって思ってしまいましたf(^^;

Haulfan B&B 
https://www.haulfanguesthouse.co.uk/
泊まったホテルはLampeterという大学がある学生街でした。

翌日チェックアウト後朝ごはん探しも兼ねて町をウロウロしましたが、日曜日だし学生街で夏休み中ってこともあるからかとーっても静かな街でした。
とってもCeltic(セルティックと日本では読まれてますが、音はケルティックです)ケルト文化を主張したお店を発見!

手前左側の旗から
ユニオンジャック、アイルランド、スコットランド、ウェールズとなります。
なぜイングランドや北アイルランドを入れていないか…
諸説あるのですが、
私が相方(ウェールズ人)や相方家族から聞いた内容によると、
生粋のウェールズ人やアイルランド人、スコットランド人はもともとケルト族と呼ばれた民族で、ケルト独特の文化を持ちこのイギリスの島に''元々''住んでいたのです。そこへ今のイングランド人となるアングロ・サクソン人がヨーロッパ大陸から移住しイギリスを征服した歴史があります。
なのでもともとケルト族として住んでいた民族が北に逃げたのがScottishスコットランド人、東に逃げたのがWelishウェールズ人、北の島に逃げたのがIrishアイルランド人になるのです。
このケルト族としては元々は自分たちの島、国だったのによそ者(イングランド人)が今じゃイギリスのメインに立ってることが面白くないんですよね。
なのでこの旗が意味するようにイギリスはアイルランド、スコットランド、ウェールズのものって考えているアンチイングランド派の人は結構多いので場所によっては会話内容も注意が必要になります(*´-`)
かなり白熱しちゃう話題もあるので…その時はうまく聞き流すのみ!
でも日本の沖縄の人やアイヌの人たちも昔朝鮮人が移住征服して今の日本になってるから似てると思ってます!(>_<)


そんなケルト族の血を持つ私の相方もケルトの文化を誇りに思い独学し、かなり知識があります。
そしてそんな相方が行きたがってたCardiganに二日目は行きました!

世界で一番お城がいろんなところにあると有名なウェールズでよく見かける城下町でした。

このカーディガン城は建て直しとかもされていて原型はほとんど残っていないのですが、相方が歴史文献や古書から読んだ中ではこのカーディガン城がウェールズの王が初めて建てた城だと言われているそうでそこを訪れてみたいとのことでした。

この石炭もウェールズの特産品のcoalコールで彫刻がケルティックパターンと呼ばれる日本の水引みたいに繋がった模様が描かれとっても伝統的!
このケルティックパターン私とても好きなのでいつかトピックあげてお話できたらと思ってます!p(^^)q
上がウェールズ語で下が英語表記になってるのもケルト文化が強い土地のポイントになります(^^)
このプレートに書かれているようにここカーディガンがウェールズ文化のお祭りEisteddfodやウェールズ独自の音楽や躍りを作った発祥地になってます。
このEisteddfodと呼ばれるウェールズ文化のお祭りは今ではウェールズ各地で開催されており、以前ご紹介した私の住んでいるCaerphillyでのFFILIF FESTフィリフェストもその一つです!


お城の中と言うよりもはや展示場のようなお庭と復元された建物(城じゃなくて最後の住人が住んでいた建物で、一応13世紀の城の一部も残っているみたいでした)とカフェ(笑)

相方が感動してたレプリカの椅子
2mくらいのとっても大きい椅子です!
足元の犬とか彼の伝記にあるものが彫刻されているようで相方は興奮してました(^^)

Yr Arglwydd RhysはThe Load Rhys彼のタイトルは''Prince of Wales''一番愛され成功したウェールズの王と伝記されているそうです。
お気づきの方いらっしゃるかもですが、このプリンス・オブ・ウェールズは現在のチャールズ王太子の称号です。
以前の記事でも書いてますが

イングランドとの戦争に負けたウェールズを王族が称号を継承しイングランドがウェールズを納めていると示している形になっています。
これもケルト族としては憤慨している部分のようです。
このようにロイヤル系の話題も白熱要注意です(*_*)

歴史と共に生きているウェールズの人たちにとってウェールズってただの出生地とかでなくとても強いアイデンティティーになっていると感じます。


私はこうして海外に暮らしててもやっぱり日本人だなーって思うことは多いのですが、相方見てるとそこまで愛国心が強いとは感じないんです。そもそも日本をよく知らないという問題がある気がします…(>_<)
日本大好きなんですけどね(о´∀`о)

お城のお庭にてチェスルール全然しらないのですが…女王狩り(笑)


そのあとは友達とまた合流して町をウロウロしてランチして友達はまだ実家にとのことだったので私たちは帰路へと解散しました(*´-`)


最後になぜかカーディガンのお土産屋さんで売られてた丼と箸2膳…なぞが深すぎてウケました(;゜∇゜)大きくない丼を二人で仲良く分けるの?なんなの?作成者の意図が知りたい!!!!!!!(笑)

週末旅行西ウェールズ①

友達が実家に帰省するのに合わせて、友達の地元西ウェールズ遊びにおいでよとお誘いを受け車で週末旅行してきましたー!!


友達の実家はカントリーサイドの農場エリアの広大な土地にお父さんお手製のお家があるようで、結婚式も実家の裏庭の農場エリアでガーデニングレセプションパーティーをやれたぐらい!!(゜ロ゜;ノ)ノ
庭でキャンプもできるからぜひぜひ!!!
ってお誘い頂いてたのですが、
天気予報が微妙だったのと相方が片道二時間と観光含めたくさん運転してもらわないとならなかったのでちゃんと休んでもらいたかったし、そして何より2年前に南ウェールズの真夏でキャンプしたけど、朝晩寒すぎて凍えた記憶が新しい私は友達の実家の近くでホテルを予約しました(*´-`)
大人になると無理をしなくなるとホントに感じます…若かった頃はそれでも無料キャンプ楽しそう!ってノリだけで乗りきれたのに…今はちゃんと寝れるならお金は払う方を優先しますf(^^;


さてさて
今回の旅行先は西ウェールズ!

https://www.travel-zentech.jp/world/map/british/Map-UK-Country-Wales.htm
参考:旅行のとも、ZenTech
ウェールズとアイルランドの間のこちらの地図に描いてあるカーディガン湾周辺を観光してきました!(о´∀`о)


現在住んでるケルフィリーからは高速のM4経由で二時間前後で着きます!カーディフからもそんなに変わらない感じです!電車やバスからだと4時間くらいかかります。


最初に友達と待ち合わせをしたところは
Aberaronと言う港町!

ウェールズでは海外沿いのお家ってこーんな風にカラフルで可愛いんです!

古い橋を渡った先にある小さな湾では

食べるのかな?よくわかんないですが蟹を釣ってました!
そして上の写真にあるオレンジの建物The Hiveと言うカフェレストランが友達オススメの砂糖使わない蜂蜜でできたアイスクリームとのことで食べてみました!

とってもしっとりしてクリーミーなアイスクリームでした\(^^)/


そして私が行ってみたいリクエストをしたNew Queyへ

天気も良くなってスッゴい綺麗な海で感動!!!

イギリスでは珍しい砂浜Sandy beachなんです!
ここニュー・キーは野生のイルカが見られ場所なんです!!!
観測ボートも出てるのですが、保護もされているのでそんなに近くでは見られないようで…
友達が海ボーッと見てたらたまにイルカ出て来るよ(^^)
というので

ビーチと言えばのフィッシュアンドチップスを相方と半分こしながらボーッと見てたけど、ビーチが結構騒がしかったので全然イルカ見られず…
ボート乗ろうか?ってなったけど次発までは一時間くらい時間あったので町をウロウロすることに(*´-`)

パステルカラーの建物ばかりでホントに絵になる!

日本の海沿いに並ぶような海の家やお土産屋さんがなんか懐かしくて子供の頃の夏休みを思い出しました(^^)

湾の桟橋の先まで行って見れた町の全体像はこんな感じでした!

この桟橋歩いてる途中でイルカちゃんたちが泳いでる背びれが弧を描いてる所を目視できました!!!!\(^^)/
泳ぐのも早いし、湾の端っこに行っちゃったので数秒でしたが野生のイルカがいる!!って実感!!!


目視できたことで満足したのと、天気がまた変わって雨降ってきたので友達のベビーちゃんもいたし雨の中のボートとか悲惨だわってなって友達の実家に行きました(°▽°)


私は西ウェールズって言ってますが、ウェールズでは北ウェールズNorth Wales、南ウェールズSouth Walesはあるのですが、西ウェールズや東ウェールズと言う呼ぶことはあまりなく真ん中を表すMid Walesと呼ばれてます。
そう!上中下で分けられてるようです!
ウェールズらしいと言えばウェールズらしい(笑)


友達の実家では大きなガレージを改装したMan denがあり、イギリスカントリーサイドあるあるのデリバリーしてくれるケバブショップでジャンクフード宅配し、そこで友達の家族含め飲んだり、

ビリヤードしたり、

ダーツしたり、


友達のご両親が二人でビリヤードしてる姿は素敵だなーと思って見てました(*´-`)
このご両親ホントに正反対で、私と相方を見てる気分になりました(笑)


予約してたホテルのチェックインぎりぎりの10:30までくっちゃべって遊んでました!
ホントに大人の夏休みでした!!