ロマンチスト♂とリアリスト♀

四年間の英国↔日本の国際遠距離恋愛の末に結婚、イギリスウェールズへ移住 !!凸凹夫婦のウェールズ生活 :)


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週末旅行西ウェールズ②

一日目はこちら



前日チェックインが10:30までのB&B(ビーアンドビーイギリスではパブとかの上にあったり格安のホテルやコテージのことでBed and Breakfastの略です)
ホテルの朝食がだいたい10時までなので、今回は友達のうちで深夜まで飲み食べすることを予想し、よりギリギリまで寝たくて付けませんでした(((^^;)
前夜ホテル着いたのはもうぴったし10:30(笑)
一応メッセージでチェックインギリギリになることは伝えてたのですが、日本人としてはひやひやしてホテルに入ったけど、ホテルの管理人夫婦は
「良かったー迷っちゃってたらどうしようかと思ったわー」
って優しく迎えてくれました(>_<)
でも眠そうで、鍵くれたら上のフロアがお家なのか何かあったら内線鳴らしてって言われ「おやすみー」と上がってっちゃったのを見たら申し訳ないって思ってしまいましたf(^^;

Haulfan B&B 
https://www.haulfanguesthouse.co.uk/
泊まったホテルはLampeterという大学がある学生街でした。

翌日チェックアウト後朝ごはん探しも兼ねて町をウロウロしましたが、日曜日だし学生街で夏休み中ってこともあるからかとーっても静かな街でした。
とってもCeltic(セルティックと日本では読まれてますが、音はケルティックです)ケルト文化を主張したお店を発見!

手前左側の旗から
ユニオンジャック、アイルランド、スコットランド、ウェールズとなります。
なぜイングランドや北アイルランドを入れていないか…
諸説あるのですが、
私が相方(ウェールズ人)や相方家族から聞いた内容によると、
生粋のウェールズ人やアイルランド人、スコットランド人はもともとケルト族と呼ばれた民族で、ケルト独特の文化を持ちこのイギリスの島に''元々''住んでいたのです。そこへ今のイングランド人となるアングロ・サクソン人がヨーロッパ大陸から移住しイギリスを征服した歴史があります。
なのでもともとケルト族として住んでいた民族が北に逃げたのがScottishスコットランド人、東に逃げたのがWelishウェールズ人、北の島に逃げたのがIrishアイルランド人になるのです。
このケルト族としては元々は自分たちの島、国だったのによそ者(イングランド人)が今じゃイギリスのメインに立ってることが面白くないんですよね。
なのでこの旗が意味するようにイギリスはアイルランド、スコットランド、ウェールズのものって考えているアンチイングランド派の人は結構多いので場所によっては会話内容も注意が必要になります(*´-`)
かなり白熱しちゃう話題もあるので…その時はうまく聞き流すのみ!
でも日本の沖縄の人やアイヌの人たちも昔朝鮮人が移住征服して今の日本になってるから似てると思ってます!(>_<)


そんなケルト族の血を持つ私の相方もケルトの文化を誇りに思い独学し、かなり知識があります。
そしてそんな相方が行きたがってたCardiganに二日目は行きました!

世界で一番お城がいろんなところにあると有名なウェールズでよく見かける城下町でした。

このカーディガン城は建て直しとかもされていて原型はほとんど残っていないのですが、相方が歴史文献や古書から読んだ中ではこのカーディガン城がウェールズの王が初めて建てた城だと言われているそうでそこを訪れてみたいとのことでした。

この石炭もウェールズの特産品のcoalコールで彫刻がケルティックパターンと呼ばれる日本の水引みたいに繋がった模様が描かれとっても伝統的!
このケルティックパターン私とても好きなのでいつかトピックあげてお話できたらと思ってます!p(^^)q
上がウェールズ語で下が英語表記になってるのもケルト文化が強い土地のポイントになります(^^)
このプレートに書かれているようにここカーディガンがウェールズ文化のお祭りEisteddfodやウェールズ独自の音楽や躍りを作った発祥地になってます。
このEisteddfodと呼ばれるウェールズ文化のお祭りは今ではウェールズ各地で開催されており、以前ご紹介した私の住んでいるCaerphillyでのFFILIF FESTフィリフェストもその一つです!


お城の中と言うよりもはや展示場のようなお庭と復元された建物(城じゃなくて最後の住人が住んでいた建物で、一応13世紀の城の一部も残っているみたいでした)とカフェ(笑)

相方が感動してたレプリカの椅子
2mくらいのとっても大きい椅子です!
足元の犬とか彼の伝記にあるものが彫刻されているようで相方は興奮してました(^^)

Yr Arglwydd RhysはThe Load Rhys彼のタイトルは''Prince of Wales''一番愛され成功したウェールズの王と伝記されているそうです。
お気づきの方いらっしゃるかもですが、このプリンス・オブ・ウェールズは現在のチャールズ王太子の称号です。
以前の記事でも書いてますが

イングランドとの戦争に負けたウェールズを王族が称号を継承しイングランドがウェールズを納めていると示している形になっています。
これもケルト族としては憤慨している部分のようです。
このようにロイヤル系の話題も白熱要注意です(*_*)

歴史と共に生きているウェールズの人たちにとってウェールズってただの出生地とかでなくとても強いアイデンティティーになっていると感じます。


私はこうして海外に暮らしててもやっぱり日本人だなーって思うことは多いのですが、相方見てるとそこまで愛国心が強いとは感じないんです。そもそも日本をよく知らないという問題がある気がします…(>_<)
日本大好きなんですけどね(о´∀`о)

お城のお庭にてチェスルール全然しらないのですが…女王狩り(笑)


そのあとは友達とまた合流して町をウロウロしてランチして友達はまだ実家にとのことだったので私たちは帰路へと解散しました(*´-`)


最後になぜかカーディガンのお土産屋さんで売られてた丼と箸2膳…なぞが深すぎてウケました(;゜∇゜)大きくない丼を二人で仲良く分けるの?なんなの?作成者の意図が知りたい!!!!!!!(笑)

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