私とイギリス
自己紹介も兼ねまして少し私のことを書きます(^^)/
6年前までは病院でバリバリ働くフツー女子。仕事大好きで実家暮らし、 好きなことだけして苦もなく不便もなく生活してました。
外科で働いていたこともありターミナルケアに興味を持ちいろいろ独学でセミナーに通ったりして勉強してました。
そんな中たまたま同じ歳のイギリス人患者を担当しました。
彼は処方する薬、点滴、また食事までも全てに対して何が入っている、成分は何か等私たちに細かな説明を求めてきました。
正直周りのスタッフ達は面倒だと思っていたと思います。
でも彼が「僕の身体だから自分で責任もって決めたい」って必死に訴えてたのを今でも覚えています。
その時に自分だったら入院しても何にも考えないでお任せみたいにしちゃうなーってふと思い、自分の身体…自分自身のことなのに他人事にしてしまうんじゃないかなって思ったら彼は正しいことをしてると思えた。
そして何となくで生きてる自分が無責任な感じがして少し恥ずかしいと思えました。
また、彼の家族がイギリスからはるばるお見舞いに来たのですが、彼自身がそうと言っているなら彼の人生だからと言って彼の意思を尊重して帰っていったのも面白いなと思いました。
そんなことから
ヨーロッパは個の福祉と聞いていたけど一度見てみたい!イギリスもやっぱり個を尊重するんだ!!
ホスピス発祥の国イギリス!!
世界で初めてできたセントクリストファーホスピスに行ってみたい!!
と言う思いがこみ上げ、思い立ったらすぐ取り組む!!
さっそく調べまくってボランティア留学ができることを見つけ、職場と相談し後輩を育て上げて辞めることで合意し4年前にボランティア留学先のウェールズへ!!
英語は旅行の時に少し話せるレベル、
イギリスが4つの国(ウェールズは今はイングランドになってるので厳密には3つですが…)で成り立ってるとか初耳だったし、
アメリカ英語とイギリス英語って何が違うの?
そもそもウェールズってどこ?ってか何?…
そんな状態だったのですが、とりあえずイギリスの福祉を見たい一心で1年間の障害者施設でボランティアとして働くことを決めました(^^;
ボランティア先もすぐに行けるとこならなんでもいいと伝えたので全然知らないウェールズ…しかも慣れたらウェールズの人でも知ってる人が少ない人里離れた陸の孤島のような村の施設に決まりました(^^;
まさかその後にその何にも知らないウェールズに自分が将来移住するなんて思ってもいなかったです(*_*)
今ではウェールズ大好きだし、人生面白いなーと思います\(^^)/
※4年前はイギリスのチャリティーVISAがまだ問題なく取れたのですが、最近ではチャリティーVISAのスポンサーをする会社や施設側の規定が厳しくなったようでなかなか取りづらくなっているようです…(*_*)
実際に私がボランティアしてた施設も今年からボランティアをストップされたとのことでした…なんか寂しいし悲しい(/_;)