コンプレックス
今日は相方との三年目の結婚記念日でしたー!!
今年から3人でお祝いになります\(^^)/
お祝いパーティーしたかったのですが、
前日の昨日おにぎりくんの予防接種がありMenB(血清群B髄膜炎菌ワクチン)の2回目だったので予想通り夜発熱し、珍しくなかなか寝れないパーティーナイトとなったので相方とぐったりの今日で、今夜はジャンクフードをデリバリーしてNetflix観ながらのんびりする予定です(^^)/
結婚三年目…子供ができたらこんなものなんでしょうね(笑)
突然なのですが、私にはペアレントコンプレックスがあります。
私は特に父親コンプレックスの方が今もなお少しあります。これは娘と父または息子と母関係で大半の人が抱えるんじゃないでしょうか?
やはり生まれて一番身近の異性像は両親から獲るからでしょうか?(>_<)
先日の日曜日の母の日に久しぶりにゆっくり母と会話しました!
母自身父親コンプレックスが強く、それから男性に対していつも弱気になってしまうのです。なので旦那である私の父に対しても、息子である私の弟に対してもいつもなぜか下からの姿勢になりがち(甘やかしてしまうよう)で、そのへりくだった態度がたまに彼らをイラッとさせてしまうようで悪循環があり双方にストレスが生じることが多々あります。(^^;
悪いのはお互い様なのですが、母の異常に彼らに気を使うこともよくないのですが、彼らがそんな母に対して横柄な態度を取ることは尚許しがたい所なんです。
私がその場にいれば口うるさく指摘するのですが、それをプールの監視員みたいに常に家庭内でやるのは私にも家族にもストレスでした。
母は少し依存しやすい気質なので…(^^;
今はかなり距離は離れていますが、私がすぐに駆けつけられない場所で生活していることで母や私の家族なりに自分で心のもやもややイライラを解決しようとするようになってきているので良かったです。
母がたまにこうして父や弟のことを愚痴ってくれるので、娘としては家族の愚痴聞くのは悲しくもなりますが、愚痴れるうちは元気(大丈夫)だなと安心します(*´-`)
そんな母との会話でコンプレックスについて話したこともあり、改めてやっぱり面白いなと思えたので書きたいて思います!
私はソーシャルワーカー(社会福祉士)として大学卒業後あらゆる所で働いてきました。長かったのは病院での医療ソーシャルワーカーとしてでした。
その経験の中でも家族支援というものがとても多く、家族について学んだり考えたりすることが多く、日本人の多くは家族コンプレックスや両親コンプレックスを多少なり皆持っていることを知りました。
家族コンプレックスや両親コンプレックスとは家族や両親がきっかけで何かを考えたり行動することを躊躇してしまったり、逆に家族や両親のことを無意識に意識して考えたり行動したりする作用が働く状態のことです。
それは嫌いすぎても好きすぎてもダメなんです。
家族であっても親子であっても適切な距離感が大切なのです。
でも日本では子供が成人になっても実家暮らしをしていたり、アジア文化の中では家族はとても近い存在なので、日本でソーシャルワーカーとして働くときには家族支援は欠かせない大きな課題にもなります。
イギリスの福祉で働いた感じではやはりもっと個人に焦点を置いているので支援は個人メインになり、個人の判断が難しい場合などに家族介入になるくらいです。
そしていろんな経験や学びの中で、
私自身ペアレントコンプレックスを持っていることを自覚しました。
それを自覚してから両親にも話して改善を試みましたが、なかなか身内を仕事同様にできるものではなく、父は言った時は気にして少し変わるのですがすぐ元に戻り、少し母との関係が改善したくらいでしたf(^^;
私の母は昔よく言う教育ママと呼ばれる人で、母がなりたかった人間像に子供を育てていきたかったんだと思います。
反抗期の私の母に対する態度は相当酷かったと思います(T_T)
私の父はもう昭和の父親そのもので、子供と親が対等に話すことを嫌います。
今は少し身体も心も丸くなったとは思いますが、それでも私は今でもたまに言葉を選んで父とは会話することがあります。
昔の私には父には話しても無駄かなと諦める癖がありました。
なので自分で父親コンプレックスを自覚するまでは父には本音でしっかり自分の気持ちを伝えて真っ向に話し合いすることはなかったです。
二人とも20代そこそこで育児が始まり余裕もなくバタバタと必死に過ごして今に至ったのだと今こうして一親として自分の子を持ち思うと頭が下がります。
バブルで世の中がはしゃいでる時期が育児真っ只中で自分のために費やすこともなく私たちを育ててくれた両親には本当に感謝してます。
今はこうして両親とも大きなわだかまりが少なく過ごせているのですが、
両親とのわだかまりが解せないまま両親が先立ってしまうことも多いのが実際のところになります。
よく言う親の心子知らずです。親と同じ立ち場になって初めて親の気持ちがわかるようになるようです。
なのでソーシャルワーカーになってこうしていろんなことを知り、いろんな経験を通して自身の問題も乗り越えてこれたこともありがたいことだなと思えてます(^^)
でもコンプレックスって悪いことではないんです。
一つの個性なのです。
誰しも完璧ではないので、誰にもコンプレックスはあります。
英語で''everyone has an ass hole''みんなケツの穴があると言う言葉のように!(欠点ケツノテン?はみんなあるみたいな意味?だじゃれ?日本人が作ったのかな?)
まずは自身のコンプレックスを意識することが大切だと思います(*´-`)
おにぎりくんも私たち夫婦のことがコンプレックスになる日がくるかもしれない。
特に私は彼の母親。彼にとっての女性像のベースはきっと私から成り立つでしょう。
私の意見を押し付けることはしたくないです。おにぎりくんにはおにぎりくんなりの考えを持ってほしいから。それが私たち夫婦と異なっていても構わないです。むしろそれはそれで面白いだろうなって思ってます(>_<)
いつかおにぎりくんがコンプレックスで悩むときが来たら、その悩みを一人で抱えずに話せるように、顔のニキビを気にしてるくらいの感じで心の悩みもサラッと話してもらえるような関係が築けたらなと思ってます(^^)
私たちとおにぎりくんは別の人間なのでいいアドバイスができるかは分かりませんが、全力で彼の悩みを聞いて、全力で彼がその悩みを解決できるように応援はしていきたいと思ってますp(^^)q
そんなことを相方とも話し合った三年目結婚記念日でした。
夫婦から家族になった結婚三年目。
新しい私たち夫婦の形をこれからも探し続けて、これからも時にくっついて時にバラバラな私たちで、凸凹だからしっくりくる私たちでありたいです\(^^)/