Wales再びロックダウンへ

2020/10/24 18:30

昨日の金曜日６時から２週間11月8日までウェールズはfire-breakロックダウンを開始しました。

ロックダウンをまたするだろうと言う話は先週からずっと出ており、今週月曜日に開始期間を発表。

その前から地元のケアフィリは緩いロックダウンが(だらだら)続いていたのですが、
金曜日からのロックダウンは３月時と同じように、エッセンシャル業務以外は全て閉まるようになりました。
なので私も前回同様会社のパソコン(デスクトップ)を昨日持ち帰りまた２週間在宅勤務へ…(*´-`)

ハーフタームで学校がお休みの今、そして10月31日の週末のハロウィンとイギリスではハロウィンより盛り上がる11月5日の花火イベントであるボン・ファイヤーナイト(ガイフォークス・ナイト)のイベントを控えたこの２週間若者達の移動制限をかけたいと言ったところなのでしょう。

今回のエッセンシャルショップは以前は食べ物や薬販売していればそのお店は営業可能だったのですが、日本同様大型スーパーには何でも置いてあるため、そこで洋服やら雑貨やらが販売されているのに小売店舗の洋服店や雑貨店が店を閉めるのはフェアじゃないと揉めに揉めて…ウェールズの大臣がまさかの前日木曜日に大型店舗でのエッセンシャル商品以外の販売を禁止に(*_*;
あわててエッセンシャル商品以外の販売をしないように対応に終われる大型店舗たち…

そんなもので、
何が凄かったかというと
昨日の金曜日にハロウィンやボンファイヤーナイトの準備なのか？
買えなくなると思うと買いたくなる心理なのか？？
買い物客たちで町は大騒ぎ！Σ（￣□￣;）
首都カーディフ道も混みまくってて、ニュースでは最後の晩餐(外食)とレストランに集まる群衆や木曜日夜には若者達が夜な夜なパブで最後の飲み会をした様子が写されてました…

こんなので果たしてこの２週間の効果がでるのだろうか…むしろ今回のこの木曜日、金曜日の買い物客の密集や前日、前夜若者達のパーティーでロックダウンの２週間後に感染者増えてるんではないでしょうか…？(*_*;

そもそもイギリス国内でウェールズはイングランドやスコットランド、アイルランドの中でも一番''R number''(基本再生産数Basic reproduction number:疫学にて１感染者が何人に感染を広めることができるかを計算した数字)が一番低く現時点で1.0-1.4で、他イングランドは1.2-1.6、スコットランドは1.2-1.5、北アイルランドは1.4-1.8のようです。
人口より羊が多いウェールズですからね…

今回のファイヤーブレイクロックダウン(早めの火消しロックダウンみたいな？)はなんとなくウェールズ政府がこのコロナ禍でずっと英国政府に不満を募らせていたので、地方は独自にやりますからとパフォーマンスしたような気もしてます。

私の会社は物販物流なので２週間で大きな損失はなさそうですが、食品関係のレストランやパブはこの２週間分の食品はロスになるのに、その先２週間後の準備はしないとならないとなると中途半端な期間過ぎて振り回されすぎてて不憫でならないです。
一応ウェールズ政府が補助金は出るようですが…(>_<)

個人的な意見としては、正直来月から産休のための引き継ぎもあってめちゃくちゃ多忙時期なのですが、腰痛も出てきて身体があちこち痛くなってきたので今のタイミングで在宅勤務は若干嬉しいです(笑)
またここでうまく抑えてクリスマスや年末年始くらいはみんなと過ごせるようになってほしいなと思ってます。

罹患率に比べての死亡率がさほど上がって来てないことを考えてみたら、公の場ではマスクを着けて、手洗いうがいを各自が行いながら、そろそろ集団免疫に移行した方が単発にロックダウンをやるよりも、みんながパニックになることもなくもっと落ち着いて生活できるんじゃないかなとも思ってしまいます。

一時期なパニックが定期的に起こることで、みなが常にストレスを感じているこの状態が続くことで別の問題が生じてきていると思われます。
自殺の増加、犯罪の増加、ストレスや治療、検査の遅れからなのか他の病気による死亡者数の増加、虐待やDVの増加、他にも負の増加が進んでいます。

メディアもコロナ関係の過剰なニュースを止めて、コロナがある環境下でじゃあどういう風に生活をしていくのがいいのか各自が考えて生きていくようにした方がいいと思います。
SNSでもみんなネガティブな発言が多く見られ、みんなが今まで以上のストレスを抱えていることが見られます。逆にコロナを未だに信じてない？信じたくない？みたいな反逆的な意見もあり、見るだけで鬱っぽくなってしまいますf(^^;

それぞれの不幸や悲しみを比べることはできないのですが、事実今回のコロナで亡くなっている方がたくさんいます。私たちの家族も亡くなりました。

それでも私たち夫婦は悲観的に生きるのではなく、今毎日ご飯が食べれて、布団で寝れることができてることにまずは満足をしないとなと思ってます。