ロマンチスト♂とリアリスト♀

四年間の英国↔日本の国際遠距離恋愛の末に結婚、イギリスウェールズへ移住 !!凸凹夫婦のウェールズ生活 :)


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St.David's day 2020

本日3月1日はウェールズのお祭りの日セントデビッドデーです。
アイルランドのセントパトリックデーは日本でも有名になってきてると思いますが、それのウェールズバージョンです(^^)


今日のGoogleのアイコンもこんな感じに!

可愛い!
去年の記事はこちら


今日は日本人の友達とカーディフで会ってきました!


今週末も嵐が来てて心配だったのですが、今日日曜日はなんとか!
雹が一時的に降ったりはしましたが、すぐレストラン入ったのでずぶ濡れになることはなく凌げました!


セントデビッドデーだし
ウェールズ料理のレストランをチョイスしました!


カーディフ城の前のCardiff castle arcade内にあるマダム・フロマージュさん!
http://www.madamefromage.co.uk/
なかなかカーディフにはたくさんアーケードがあるので慣れてないと見つけるの大変かもしれません(*´-`)


ウェールズ料理の伝統的シチュー''Cawl''カウルが食べれるようで!
トリップアドバイザーでの評価も高く!
興味あったので友達にせっかくセントデビッドデーだからと半ば強引にここにしました(笑)

お昼前なのにすでにお客さんで賑わっているデリスタイルのレストラン。
メニューもらったのにWelsh cawlがなくて…(*_*)
お店の人に聞いたら、日替わりの手書きメニューの方に載ってるわよ!って言ってました(笑)


普通のとスペシャルがあるみたいなんですが、スペシャルだとデリ押しのチーズとガーリックブレッドが付いてると聞いてチーズ好きな私たちはスペシャルにしましたー!良く見たら周りもこのスペシャルカウルばっかり!!

寒い日に染みる優しい味!!!
ホロホロになった牛肉とたくさんの野菜!!しっかり煮込まれたこのカウルは絶品でした!!!


濃い味付けの多いイギリス料理ですが、ウェールズ料理のこのウェリッシュシチューカウルは日本人が好きな素材を活かした味付けでオススメ!!
伝統的な味付けのカウルを食べたことなかったので感動しました!
相方の義母のカウルはグレービーが入ってるのでやっぱり強めの味付けなんですよね…それも美味しいけど(^^)


さて毎年セントデビッドデーのカーディフではパレードがあるのですが、毎年経費削減されてしまっているようで去年見たときもショボくてビックリしたので天気悪くなければチラッとみよーかと話してたのですが、おしゃべりに夢中になってたらパレード始まってて(笑)


もーいっかーって思ったところ

タウンセンターでパレード終えて集まってた所に遭遇!!


若干熱くなってる人のスピーチから右翼の集まりっぽくも見えてしまいましたが…(*_*)
最後はみんなでウェールズの国歌National anthemを合唱してました。


このNational anthemはもちろんウェールズ語の歌でラグビーワールドカップの時に聞いた人はいるかと思いますがウェールズ人ならほとんどの人が歌えます。
しかしウェールズ人の30%以下の人しかウェールズ語が話せないのが現実なのです!
ウェールズ政府もウェールズ語を後世に残すことに力は入れていて以前より少しづつですが話せる人が増えているようです。


私の相方はウェールズ語話せるので、
前にこのNational anthemの歌詞の最後にある一節の
''i'r hen iaeth barhau''(全然読めません( ´△`)そして日本語でどう表したら良いのかも難しくて…)
英語では
''Our old language live on / continue''
と言う意味で、
''私たちのウェールズ語よ永遠に''
と歌われていることを知らずに歌っているウェールズ人が多いことが悲しいと言っていました。


パレード参加者が合唱しているのを聞きながら、
イングランドに負け、''Welsh Not''とイングリッシュ化を強いられたウェールズの人たちの悲痛の想いがNational anthemには託されているということをどれだけの人が知って歌っているのかということ、自分自身含め日本人が日本のことをどれくらい知っているのかとということは同じだなと思えました。


海外に出て、いろんな人から日本のことを聞かれる度に日本のことを全然知らない自分が恥ずかしくなります。
そしてそんな機会がある度に日本のことを新たに知っていくことに驚いたりもします(>_<)


でも意外と外に出ないと身近すぎて気づかなかったり、当たり前にあるから興味も湧かないってこともあると思います。


ウェールズのことをその辺のウェールズ育ちの若者よりも知ってると自負してる私は、日本を好きな外国人が日本のことを日本人以上に知っているのと同じで、外から見る新鮮さって結構大事なことだと改めて思いました。
この外国で暮らしてる特権の変な立場からの好奇心をこれからも大事にしていこうと心に誓った日でした!!(^^)/

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